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噺 藝 wa-gei
O, what men dare do! What men may do,daily do! Not knowing what they do!
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猫の生まれかわり
さて、猫の出てくる、こんなハナシがある。


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 むかしむかし,日本橋から九ツ目の一里塚があった戸塚宿のはずれの谷に、
干支の一回り離れた夫婦がおった。夫婦には子ができなかったので代わりに、
目のクリクリした三毛猫を飼っとった。

夫婦はその猫を、朝に夕に文字どおり猫ッ可愛がりしたため、二年もたつと、
猫は、じぶんが人の子になったような気がしてきた。
夫婦の蒲団にもぐりこんでスヤスヤ寝息をたてて寝たり,休日には山や川へ
外遊びに必ず連れられ、まっこと幸せな日々を送っとった。

そうして四年ほどたった頃,夫婦に、待ち望んでいた子供ができた。
お腹に子がいるとわかった日から、次第に、夫婦の暮らしは赤子中心に回りだす。

       :
       
 以前なら、帰宅するなり名を呼んでくれたオヤジ殿は、奥方の腹をさすっては、
むにゃむにゃと話しかけている。なんせ50近くなって出来た子である。
やがて娘が産まれると、ますます一家は子ども中心になっていく。掃除洗濯料理と、
オヤジは献身する。ゆえに女房も幸せである。猫の入り込む隙はない。

猫は「自分だってこのウチの子なのにニャ…」と肉球を眺め、過ごすようになる。
蒲団にもぐりこんでも追い出されるようになった猫は,寂しさがつのり、
食欲もなくなる。猫缶を開けても、黙ってうずくまったままとなり、痩せていき、
とうとう、寒い冬にひいた風邪をこじらせ、あの世へと旅立っていく。

 それでも、この猫はエラかった。

往生の時が近づくと、猫は「ヤッパリ自分は猫なのだ、人の子じゃない」と気づき、
夫婦をうらむことなく逝った。赤子が思う存分泣くを心地よい音と感じて逝った。

それをちゃんと見ていたのが、お釈迦様であった。

  「ホンにお前は良い猫じゃ。こんど生まれ変わるときは、人の子にしてやろう。
   何処に生まれたいか、申してみよ」

それを聞いた猫は、
  「お釈迦さま,あたし、こんどは、戸塚よりお江戸日本橋がヨウございます」

   「ん、ソレはなぜじゃな」

   「はい、日本橋にはカツブシ問屋がございます」


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    ----もとネタ-------------------------------
          ある友人夫妻の実話から
    ----------------------------------------------

※ おあとがよろしいようで。


※ 鰹節の歴史(室町期に始まる)⇒ 熊野節→土佐節→薩摩節→伊豆節→焼津節→本枯節

20060707164512.jpg
江戸は本節、上方は裸節


※三毛猫のオスは三万匹に一匹 ⇒ オスが産まれにくい理由

         :

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αリノレン酸と太ももダイエット
αリノレン酸は食品から採取する必要がある必須脂肪酸の一つで、オメガ3系と呼ばれる健康にいい油の成分です http://gallinaceous.sabellsenterprises.com/
【2008/11/02 23:09】 URL | #- [ 編集]


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